恩山寺から途中茶屋跡を見て、旧街道に出ます。川が流れ、古い家並みの落ち着いた街道です。
土蔵造りの旧家の玄関前に
篠栗宿駅問屋跡碑がありました。黒田孝高が筑前領主の時、家臣母里浄甫に篠栗宿を作らせ、その宿駅問屋を営んでいた藤金作翁の屋敷です。
その先を左折。あら、若杉山のハングライダーが見えますよ。まもなく
第84番「中町屋島寺(本尊千手観世音)
」です。
槙や松など庭木や庭園は手入れが行き届いています。堂守さんは造園業だそうですね。納得。
ぐるっと回って最後のお堂に聖観音・胸に丸い鏡を持つ心鏡観世音がありました。
『良心にそむいた悪の心は、鏡が曇る。その曇りはなかなか消えない』そうです。勿論曇る人はおらず、ほっと胸をなでおろした善男善女の歩こう会でございました。