
山手薬師堂からさらに歩を進め、有料道路の下をくぐると、程なく「念仏坂」の石柱が見えます。そこから左に細い山道を登ります。
お遍路さんは、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えて、
第20番札所「中ノ河内地蔵堂(鶴林寺)まで登ったのでしょう。

同行の雑学博士が、ある企業の会長のお参りの仕方を教えて下さいました。
『なむあん なむあん ありがとう
神さま ご免』
「僕は、『かみさま ごめん』のところが好きなんですよ。」と雑学博士。
この会長は『利他の心 足るを知る』と常々おっしゃっているそうです。
「自分では良かれと思ってしたこと、無意識でしたことが、もし多くの方々に迷惑をかけていたらご免なさいと、いつも自問自答されているのでしょうね。」
感謝と自戒の念をあらわしたこの祈り、素敵ですね。
女性たちがいたく気に入ってました。(←私も)
本尊は15体の
地蔵菩薩です。
